グループ経営が定着するにつれ、企業価値を向上させるには個別企業レベルの業務改善を繰り返すだけでは、もはや十分と言えなくなっています。企業グループ全体で、事業推進組織、人材、業務プロセス、情報基盤といった経営基盤を統合し、継続的に最適化することが不可欠となってきています。
グループ経営のあり方に関する課題への処方箋として、グループ内で共通する業務を集約しグループ会社へサービスを提供するシェアードサービスを導入している企業が増えています。ホールディングス/事業会社/シェアードサービス会社で形成するトライアングルにおいて全体最適を如何に実現していくのかが問われています。シェアードサービスを設立・運用する側の立場も十分理解できますが、バックオフィスの本来の役割をあらためて見つめなおし、集中・集約化することによるコスト削減での貢献、非効率でも事業会社が求めるサービスを提供することでの貢献、事業会社の事業展開を十分理解した上で側面支援の提案を行うことによる貢献など、求められるシェアードサービス像を十分理解しておくことが重要になってきます。
当社は2005年から2006年にかけて大手のシェアードサービス会社十数社の経営層にヒアリングをおこないました。その結果が多様性です。
- 提供している機能:
人事、経理のみといった単機能型と総務・人事・経理などの複数機能を有する複合機能型 - 提供しているサービス:
定型業務のみ、プロフェッショナリティが必要な業務も含んでいるもの - 提供先の規模:
規模を簡易的に従業員で見た場合には、数千人から数十万人まで - 雇用形態:
出向社員だけ、出向社員・転籍社員の混合、左記にプロバー社員が加わったもの - 企業ライフサイクル:
設立直後、グループ会社取込中、グループ会社取込が終了済み
ヒアリング結果をもとに、シェアードサービス会社の企業ライフサイクルをべースとして、一律にシェアードサービスを括り方法論を展開するのではなく、個々の会社の状況に応じた最適なシェアードサービスを支援するオーダーメイド型のサービスを提供しています。
尚、昨今シェアードサービス設立段階からアウトソーシングを検討する企業が増加しております。
企業ライフサイクルに関わらずアウトソーシングサービスの提供についてご興味のある方は当社アウトソーシングサービスを参照ください。
アウトソーシングサービスへ>>
より詳しく知りたい方々へ
-
≪シリーズ≫ シェアードサービスセンター・ホワイトカラー部門の改革を志す方々へ
- 第一部 ホワイトカラー部門の3つの改革
- 第二部 改革者がもつべき視点
- 前編 リーマンショック後のホワイトカラー部門における対応と今後のシェアードサービスの方向性
- 後編 リーマンショック後のホワイトカラー部門における対応と今後のシェアードサービスの方向性
- オペレーションを語る
(シェアードサービスセンターのリーダーたちがオペレーションに対する思いを語るコラムです) - 方法論を語る
(ホワイトカラーを改革する方法論を経験豊富なコンサルタントが語るコラムです)


